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音工房キッズとは?

子どもたちが
「あのおもしろかったことを、誰かに伝えたい」
「こんな憂鬱なことがあったけど、ことば以外で表現してみたい」
そんな、子どもたちの内側にあるもの。

 

それらをことばではなく、音楽を使って表現していく場です。

 

作曲の過程では、ソフトの使いかた、どんな音を使ったらいいか、
はたまた、何を表現したらいいかしっくりこないなど。
わからないこともたくさん出てくると思います。

 

わからなくなったら、最初は子どもたち同士で質問しあったり、調べてみる
それぞれ違う分野の物知りさんが、中にはいるかもしれませんし。
それでも難しければ、ナビゲーターである私に質問して解決する。

 

音楽の経験は必要ありません。
楽器ができなくても、歌が歌えなくても、音楽は作れますし、
楽器や歌を使わずに音楽を作るプロフェッショナルが、世界中にいます。

音楽はとても個人的なメッセージを伝えるものであり、
誰かの作った理論の中に答えがあることのほうが少ないです。
だからこそ、「音工房キッズ!」の中では仲間と試行錯誤する中で、
自分で試行錯誤する中で、その子の中でビビッと来た、
確信を持てる表現をする経験を、ぜひ持ち帰って欲しいと願っています。

プログラムの内容

今回のプログラムは1ヶ月(5週間)あります。
すべてがオンラインで完結するプログラムです。
「BAND」という連絡ツールと、ウェブ会議ツールをつかってやりとりします。

大枠では以下の通りですが、集まったメンバーで相談しながら決めていきます。
1週目:曲で伝えたいことや、曲の世界観をさぐる・つくる(自分の思いを、ことばと図形だけを使ったかんたんな「図形楽譜」にする)
無料の作曲ソフト「bandlab」を触りながら、操作に慣れていく。
2週目〜4週目:参加しているメンバーで話し合いながら、アイデアを交換したり、お互いの得意なところを活かして仲間を助けたり、どんどん曲を詰めていく。
合間にわからないことが出てきたら、ナビゲーターに質問。
週1回はみんなでウェブ会議ツールを使って、進捗を報告したり、顔を見せ合って作業します。
5週目:みんなでできあがった最終作品を発表する!聴き合う、褒め合う。

プログラムの補足

矢印の部分をクリックすると回答が表示されます。

必要なものは?パソコンとか…?
パソコンかタブレット、スマートフォンがあれば参加できます。

・パソコン:Windows / Mac OS。
(Linux OSも多分大丈夫なはずですが、持っていないので検証できていません。。)
・タブレット:AndroidかiPad。Windowsタブレットも多分大丈夫です。
・スマートフォン:Android、iPhone両方とも対応。

ただし、オンラインで集まる時間以外に、自分で作業してもらったり、わからないことを調べてもらったり、あるいは音を録音してもらったりするので、
1日のうちに余裕をもって子どもたちに貸し出せる端末をご用意ください。

タブレットを購入される場合は、安価に入手できる「Amazon Fire HD」をお勧めします(セール時は4000-5000円前後で買えます)。
少し工夫が必要ですが、私も試してみたところ、問題なく作曲ソフトが動作しました。

どんなソフトを使うの?
作曲ソフトには主に無料ソフト「Bandlab」を使います。
ネット上の他のユーザーと共同作業ができたり、無料で使えるわりには機能が充実していたりと、至れり尽くせりです。
アカウントをつくれば、別の端末でも作業を続けられます。

連絡やメンバー同士のやりとりには、LINEが作った「BAND」というサービスを使います。
LINE感覚でサクサクとやりとりができる、直感的なツールです。
また、オンラインで作業をするときは「Spatialchat」という、動き回りながら話し合いができるサービスを使って話し合いをしていきます。
(接続がうまくいかない場合は会議ツール「Zoom」を使います)

参加する子どもの対象年齢は?
今回は、小学3-6年生の方を対象にします。
楽器とか歌、できなきゃダメ…?
できなくても全く問題ありません。むしろその方がおもしろい音楽作れたりするかも!
今回使う作曲ソフト、音楽未経験の人でもいじれるような仕組みになっていますし、
楽器や歌ができなくても、世の中のプロの音楽家には、生活音だけで音楽を作る人もいれば、マッサージ機のノイズのみで音楽を作る人もいます。
 
どんなものでも、ストーリーを作るように組み立てていけば、音楽になると私は思っています。
開催時期は?
10月25日まで募集し、11月頭に、参加される方の予定が合うように調整して初回のガイダンスをします。
そして、11月いっぱいの期間で制作。発表は12月頭かな、と見込んでいます。
参加費は?
今回は初めての試みということもあり「投げ銭」とさせていただきます。
リンクの先から希望の額を入れてください(最低1000円、1000円単位)

申し込みはこちら!

以下のボタンをクリックすると、参加申し込み画面に進みます。
(すみません、ナビゲーターのmagiがやっているコーヒー屋のショップを間借りして投げ銭のやりとりをしています)

支払いを確認後、3日以内にその後の手続きについてご案内させていただきます。

もっと聞きたいことがある方はこちらからお問い合わせしてください

また、facebookページでも続報を更新しております。
質問に答えるライヴ放送なども行っております。

ナビゲーターからの長〜いメッセージ

動画版はこちら(最後にソフトで試しに作ってみた音楽も聴けます)

こんにちは。マギです。

音楽家として、またワークショップを福祉施設や児童施設でやってきた身として、
そして今は音楽の「授業みたいなもの」をやるようになって。

つくづく音楽を作るのは、難しくないのに、難しく思われていると思います。

確かに、コードやメロディなどの理論を学び始めれば、その後には長い長い修行が待っています。
いかにして理論上、綺麗に音をまとめていくかは、綺麗に整った曲を作る上で重要なことでもあります。

しかし、常々思うのは
「音楽は佳いスピーチであってほしい」
ということ。

プレゼンをするように、
演説をするように、
そして、例えばあるゲーム、おもちゃ、洋服が欲しい時に親を説得するため、あれこれメリットや、欲しいものがいかに素晴らしいかを熱意を持って語るように。

心が動く音楽 = 心が動くスピーチや作文
です。
メリ・ハリ、心地いい音とそうじゃない音など、
一人一人が考えればなんとなく理解できることをベースに考え、
ほんのり順序よく、波の大小を使い分けながらつなぎ合わせていくと、それだけでも人間の心が動く曲が出来上がる。
J-POPでも、実験音楽でも、そこは同じと考えています。

私は、理論などの勉強については正直いい加減な部分があります。
しかし、何万曲という曲をメジャーなものからマイナーなものまで聞き込み、
「心が動くとはどういうことか」という部分に特化して分析してきました。
結果、私自身もCM音楽、ゲームのジングル、映像作品や舞台作品の音楽の仕事をいただいてきました。

もう一つ。

今はじつに、昔と比べれば「答えのない時代」になったと思います。

何をすれば楽しくいきていけるのか?
どうしたら、収入を得ながら生きながらえるのか?

こうしたことを、一人一人が自分の得意なことを生かして考えていく必要があります。

大学で教育学を専攻していた頃、
私は型にはまった一方通行の教育システムを、実に問題視していました。

そして、最近教育に関するフォーラムなどに参加してみて、
今もまだ、根っこの部分では教育システムは変わっていないと思いました。

どうすれば、楽しく生きる方法やお金を得る方法を自分で判断していけるか?

自分の力で考え続け、
ときには同じ立場の人と助け合ってなんとかする経験こそ、
宝になると思っています。

私は大人になり、ずいぶんと遅れてそういった素晴らしい経験をさせていただきました。
ゆえに、そうしたことがいかに重要で、かけがえのないものか、学ぶこととなりました。

「どんな音楽を作ればいいか」
「どんな音楽が素晴らしいものか」

答えはありません。
答えがあったら、今までバラエティ豊かな作品は生まれてこなかったでしょう。

どんな国でも、どんな時代でも、音楽家たちは頭を悩ませ、時には討論しながら
この課題に取り組み続けています。

この考えるプロセスこそ、イメージ力や問題解決力、
そして何よりも、自分の中にある大事なものを確信を持って語るスキルを育てると信じています。

あぁ、正直長くなってしまった。
そろそろ10年越えても頭の中に残っている師匠の言葉を借りて締めますね。この言葉だけでいい。

「音楽って、素晴らしいものね」

ナビゲーターのマギより。

ナビゲーターのプロフィール

福井陽介(magi.)
あらゆるひとの心のなかの「つくりたい」「そこにありたい」を共に歩みながら見つける遊び人。

【音楽家・表現する人として】

2009年より首都圏を中心に舞踏やインスタレーション、
CMや映像作品の作曲家・音響・空間演出家・役者として活動。

王子ホールディングス(王子製紙)のwebコンテンツ「新素材シアター」の曲を作曲。
2011年から2015年にプログレッシヴ・ロックバンド「Margaret Maggie」に所属。
大人気アプリ「パズル&ドラゴンズ」のCM曲として「錆び付いた機械文明」の原曲を作曲。

2015年より大阪に移住し、2020年頭まで西洋の古楽器、ヴィオラ・ダ・ガンバの修行に励む。

【音楽ワークショップデザイナーとして】

野村誠、Carl Bergstrøm-Nielsenなどの音楽ワークショップを受け、五線譜の上には無い即興音楽と出会う。
「こんなに自由に表現できる場があるのか!
今までの音楽の何とも違う、新しくて楽しい!」と感銘を受け、
音楽教育や活動の新しい可能性を感じ始める。

ワークショップの場を作りたくなり、
2010年、青山学院大学・大阪大学共催による「ワークショップデザイナー育成プログラム」を3期生として修了。
以後、東京にて小学校の放課後事業や大学の研究事業としてワークショップを企画。
2018年には大阪市内の児童福祉施設で、夏休み中の連続ワークショップを開催。
現在はある塾で、発達障害をもつ子どもたちと一緒に音楽をつくる活動をしている。

ワークショップの実践を通じて、参加者が新しい一面を見せてくれること、
参加者同士の関係が変化し、壁が無くなっていく事、子どもの頃に楽しんだ「あそび」の感覚を取り戻していく感覚が好き。

【その他】

「空想喫茶ほころび」名義で、その人が本当に欲しいコーヒーを対話によって作り出し、焙煎して送るバリスタとして活動。
最近は釣りにはまっています。スポーツバイクで長距離走るのも大好き。そしてインディーズゲームやレトロゲームで遊ぶことが人生の癒し。

パン屋のパートナーと、2-4万人に1人の命に関わる難病「ドラべ症候群」を持つ息子と暮らしています。

申し込みはこちら!

以下のボタンをクリックすると、参加申し込み画面に進みます。
(すみません、ナビゲーターのmagiがやっているコーヒー屋のショップを間借りして投げ銭のやりとりをしています)

支払いを確認後、3日以内にその後の手続きについてご案内させていただきます。

もっと聞きたいことがある方はこちらからお問い合わせしてください

また、facebookページでも続報を更新しております。
質問に答えるライヴ放送なども行っております。