音工房キッズ開催までの道のり#3 自分のことを表現することに自信がなかった子が、少しずつ自分の世界を表現していけるようになった

こんばんは。マギです。
音楽ワークショップ事例の第二弾をおおくりします。

きょうのハイライト!

  • 自分のことを表現するのが苦手だった子が、個人的な世界を音楽をつかって表現できるようになった
  • 表現に必要なスキルを、何もこちらが言わずとも習得してしまった

受け身でやり方を教わるところから、積極的に自分でトライできる子に

ある学生、Oさんに音楽を教えることになりました。

「教える」と言っても、ワークショップスタイルです。
見守るか、たまに技術的サポートをするくらい。

最初にOさんと一緒に音楽を作り始めて数か月間。対面かビデオ通話でいろいろやるのはスケジュールの都合もあり、月イチ。
自分で次に会う時までに作業をすすめてみて、と伝えたものの、ほぼ作業が進まなかったときも。
「どうしたらいいかわからない…」 と言う感じでした。

少しずつ好きな世界観を引き出してみたり、世界観に近そうな音楽を聴いてもらったり。
実際に一緒に手を動かしながら、じりじりと一緒に過ごしてみたらある日。

突然、イントロからサビまで、確信を持って仕上がった作品のかけらをもってきました。その時の表情も自信がある感じで「お?」とこちらもワクワク。
「どう?これ自分で気にいった?」と聞いてみたら
「うん、自分がやりたいように表現できてる」 とのこと。

大人に言われてあれこれするのではなく、
自分で判断して 「こうするのが良い」 「こう表現したら気持ちいい」 というところが現れてきました。

言われてやるんじゃなくて自分で出していくのすっごく大事。
自分の表現って、押し込めてたら出なくなっちゃいますからね。

その日から、ふだん表情が固かったOさんにも、一緒に作業しているときに笑顔が増えてきたなぁ。よかった。

「やりたい!」のスイッチが入ってしまえば、必要なスキルは自然に習得できる

Appleの「Garageband」での作業風景

「やり方を教えてもらう」 から 「自分でやり方がわかる」 への過程で起こったことなのですが。

Oさんは部活でバンドをやっているものの、音楽理論にすごく詳しいというわけではありません。
それでも「これだ!」という曲ができあがったとき、 曲の構成やコード、メロディ感についても、聴くうえで心地よく聞こえるように仕上がっていました。

不思議なのは、私はコードに関する話をしておらず、
「いい曲を作るために何したらいいか」聞かれた時も 「スピーチのように作ってね」という感じでイメージを伝えるにとどまっていたのです。
あとは、メロディ(旋法)からの作曲が得意なので、それをほんとうに軽く伝えただけ。

「どうやって作ったの?」って聞いたら
「コードパターンをいくつか調べて、自分でしっくりくるようにあてはめてみた」
とのことでした。

音楽ワークショップ的に作り方を伝えるなら、 ああしろこうしろという必要なんて、ないんですよねー。
一緒にやっていれば、必要なことは自分で学んでいく。

もちろん、先に述べたように聞かれれば必要な範囲を答えます!
でも自分で調べて、自分にしっくりくる答えを見つけてもらうのが一番良いので、誘導するだけ。

――お読みいただき、ありがとうございます!

きょうのエピソードに登場したOさんは、打ち込みの作業をメインで曲を作っています。
※打ち込み=ドレミの音を入れていく作り方

ドレミで作ったり、打ち込みしたりする以外にも、日常の音を録音する方法でも作れます。
ひとりひとりと相談しながら、相性の良い方法で楽しんでいます。

あすの20:30には3つ目のエピソード
「まわりとケンカしがちで親御さんもどうすればいいか悩んでいた子どもが、活動を重ねるにつれて心を開いていった話」
をお送りします。

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