本で紹介された「ゲシュタルト療法」を受けたら、毒親に作られた思考パターンが上書きされていい感じになった話

こんにちは。マギです。先日、ゲシュタルト療法の体験会に行って来ました。

大阪では「アウェアネスみどり会」という会が
行なっております。
http://awarenessmidorikai.web.fc2.com
大阪市都島区片町2ー7ー22 マスコンビル1F

今回は、奇数月に山本直さんが
行なっているゲシュタルト療法の体験会に行きました。
他に参加されている方のセッションも見られる、
貴重な機会です。

非常に奥深かったし、
私にとっては、合う感じがしたセラピーでした。

ゲシュタルト療法って?

ゲシュタルト療法とは、
パールズ夫妻(フレデリックとローラ)が
提唱した心理療法です。
日本には、フレデリック式(根掘り葉掘り一気に)と
ローラ式(やさしく寄り添いながら)の
二流派が入って来ています。

一言で言うと、
従来のカウンセリングのように「傾聴」
(ただ、うん、うん、こうなんですねー、と聞いて返していく)
することとは違い、

過去にあった事の当事者がいる体で話してみる、
話しているときの身体の反応にフォーカスするなど、
「行動」に着目したり、実際に「行動」させてみたりするのが
特徴かなと思います。

きっかけは、毒親を持つマンガ家の人の本だった

この療法を知ったのは、
田房永子さんの本
「キレる私をやめたい〜夫をグーで殴る妻をやめるまで」
という本がきっかけです。

田房さんは、過干渉な母親の元に生まれ、
苦しんできた経験について他の著書でも書かれています。

私自身も、母親が非常に過干渉で
言葉の暴力がとにかく酷く、
彼女の置かれてきた状況や、
現在の悩みに通じるものがありました。

受けた後で考えると、
この本ではゲシュタルト療法の不思議さが
前に出されて書かれていますが、
(相手の立場に立って演じて見たら、
不思議と怒るのがバカバカしくなった、等)
実際に受けてみると、これだけではありませんでした。

とはいえ、ゲシュタルトセラピーの
さわりを知るには良い本ですし、
徐々に悩みが解決していくプロセスを
見ることができます。

「キレてしまう」
「親が毒親で、なにか生きづらい」
と感じている人は読むことをお勧めします。

「いま」にフォーカスする、という技法も
本の中で解説されています。
これも非常に重要です。

いま、どう感じているか。
いま、どういう状況か。
過去のこととか考えると思考にとらわれるので、
いま、いま、なんです。

クライアントの自発的なことにフォーカスするゲシュタルト療法

ゲシュタルト療法では問題に対し、
「私はこう思う」というファシリテーターの個人的観念を
一切出さないことが原則になっています。

そのため、本人が行動したり、話してみて
「どう感じたか」が非常に重要になってきます。

その特性のせいか、
トピックによっては、
一見ほとんど進んでいないように見えることもあれば、
ばんばん気づくクライアントの場合は
15分前後でセラピーが完結することもありました。

私がやっているワークショップでもそうですが、
「何もしない」ことは難しいし、
微妙なバランスでやってそうだなー、とみていて思いました。

で、マギはゲシュタルト、受けてみてどうだった?

結論から一言で言うと、
「ついパニックになりそうになった時・なった時、
ニュートラルに戻りやすくなる思考回路が、
新しく出来上がった」
という感じです。

セッションの流れ

私の場合、最近あった事として
「妻が体調悪い時、過度に心配したり
ああしろこうしろとつい言ってしまって
ケンカになってしまう」
ということをトピックとして扱っていただきました。

その根源に何があるかというと、
やはり母親が、私が体調が悪い時に
「ちゃんとしないからそうなるんだ」
「体調崩すなんて全く、恥ずかしい」
といった言葉を浴びせられ、

「体調を崩す=恐怖、いけないこと」
という図式が、抜けて来てはいるものの
どこかで私の中に巣食っているような状態。

まず、母親を、何もないからっぽの椅子に投影して、
私が体調を崩したことについて、
「あれこれ言うのをやめろ」と言ってみることから。
(Empty Chairと言うそうです)

その時。
「手を動かしたそうで、動かせないみたいだけど」
「ちゃんと動かして言ってみようか」

あまり好きではないけれど、
指を実際に差して言ってみる。

それだけで声が大きく、はっきりしました。
母親の幻影に、しっかり言ってる感じになりました。

演劇をやっていた時も同じような体験があったけど、
役に入っていなくても、
身体を動かしただけで、はっきり声が大きくなるなんて。
自分でも驚きました。

それでもすっきりしない感じがありました。
先に書いた、マンガ家田房さんのケースでは、
投影して、母親に言ってみたところで
解決していましたが、
私はそうはなりませんでした。

そこで、ふっとなぜか気づいたのが
「(親を)言い負かさなければ気が済まない」
「自分が正しいと相手を説得し切らなければいけない」
という謎の固定観念。

そんなんあったら、
「体調崩したらこうするべきだ」
とか言うてまうやろなー…。
「こうして欲しい」を
押し付けてまうやろなー。

その根っこには自信の無さがあり。
でも、やってることはやってるんだから
そんなんに振り回されず、
淡々とやったろという意思もあり。

それに気づいた、とファシリテーターの方に伝え、
「それなら、みんなの前で宣言してみよう」
ということで、参加されていた皆さんの前で宣言。

セッションを見ていた皆さんからのフィードバックもあり、
このセッションをいつでも思い出して、
自分で軌道修正しよう、と思えました。

思考パターンに、新しい思考パターンを書き加えて組み込む感覚

長々と書きましたが、
例えば、

「相手を説き伏せなければならない」

という、問題になっている思考の上に、

「その考えの根っこには自信の無さがあるけど、自信を持っていい」

と、思考パターンを「書き加えて」軽くして、

重々しく思考せずに済むようになった感じです。

あるいは、そういう思考が根底にあるから

こうなったらええよね、という思考を書いていくとか。

それだけで若干ですが、
夫婦で小競り合いした時に、
うじうじ小競り合いのことを考えず、
そこから離れやすくなったなぁと思います。

もう少しして、馴染んでくれば
バッチリなんだけどなぁ。

型破り・奇妙なセッションも。おもろい。

他の方のセッションでは、
「クッションを親に見立てて殴って終わったセッション」
や、
「セッションの考え方を息子に伝えるために来たつもりが、
自分もセッションを受けて考え方に気づいて、
思考がちょっと変わった」
なんてセッションもありました。

なんとなくですが。

一つ気づくことがあれば、
それに紐付いて気づくことは
たくさん出てくると思います。

自分をしっかり客観視していれば。
自分自身がこうなりたい、という思いがあれば。

この記事を読んだ人の中には、
思考パターンを捨てられずしんどい、
という人もいると思います。

ゲシュタルト療法は、
人によっては一度受ければ
いろんな思考パターンを解消することに
流用していけるものだと、
私は思っています。

一度お試しください。

アウェアネスみどり会 ホームページ
(最初のページの下の方に、
今回受けた山本さんの体験会の日程が載っています)
http://awarenessmidorikai.web.fc2.com
大阪市都島区片町2ー7ー22 マスコンビル1F

2 件のコメント

  • お久しぶりです。ゲシュタルトの山本ですが、もし良ければ、このブログの部分を「アウェアネスみどり会」のHPに体験者の声として紹介してもいいでしょうか?
    それから、その後どうですか?セラピーの効果は続いて居ますか?また良ければ、ワークを覗きに来てください。

    • 山本先生

      ご無沙汰しております。コメントのチェックが追いついておらず、遅くなって申し訳ございません。
      はい、このブログの体験談が、次に受ける人への橋渡しになれば、これほど嬉しいことはないです。

      セラピーを受けに来た効果ですが、このブログに書いた時期はしばらく効果が続き、私のメンタルブロックを外すための次の段階まで、良い橋渡しになりました。

      今はコーチングなどを駆使し、さらに良い状態に進んできています。
      ただ、この機会があったのはとても大きかったように思います。

      ありがとうございました。

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